帯状疱疹ワクチン(シングリックス)の補助金額が新しくなります!(令和6年4月1日以降の接種分より)
保健事業関係 2024年02月16日
帯状疱疹ワクチンは、現在2つの製品(シングリックス、ビケン)があります。
効果や接種対象などに違いがあるので、必ず医師にご相談ください。
組合では、令和6年4月1日以降にシングリックスの予防接種を受けた場合、1回につき10,000円の補助金が申請できるようになります。
(ビケンの予防接種は、従来通り4,000円です。)
名称 (ワクチン製造メーカー) |
乾燥弱毒生水痘ワクチン ビケン(阪大微研) |
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン シングリックス(GSK) |
種類 | 生ワクチン | 不活化ワクチン |
対象 | 50歳以上 |
50歳以上 または 帯状疱疹に罹患するリスクが |
接種回数 | 1回 | 2回 |
費用 | 1万円程度 | 4万円程度(2回で) |
接種方法 | 皮下注射 | 筋肉注射 |
発症予防効果※ | 69.8% | 96.6% |
持続性 | 5年程度 | 9年以上 |
組合補助額 | 4,000円/1回 | 10,000円/1回 (令和6年4月1日以降接種分より) |
※発症予防効果は50歳~59歳に対する効果
申請方法
「保健事業」の予防接種補助金のページにリンクします。
【注意事項】
●効果や接種対象などに違いがあるので、必ず医師にご相談ください。
●市町村等で助成があった場合は、当該補助金を控除した後の金額を自己負担額といたします。
●自己負担した接種費用が補助金額未満の場合は、実費分となります。
●補助金の交付対象は、組合にご加入のある被保険者となります。
帯状疱疹と帯状疱疹ワクチンについて
1 どんな病気?
子どもの頃に水痘(みずぼうそう)にかかると、水痘・帯状疱疹ウイルスが体の中で長期間潜伏感染し、免疫が低下した際などに「帯状疱疹」として発症します。
日本では、80歳までに約3人に1人がかかるといわれています。皮膚症状が治った後も、長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。
2 予防と治療
(1)予防
健康的な生活習慣を保つことをこころがけましょう。
食事のバランス・適度な運動・十分な睡眠が大切です。
(2)予防接種
50歳以上の方については、ワクチン接種により、発症予防・重症化予防が期待できるとされています。
(3)治療
抗ウイルス薬をより早期に投与することが効果的といわれています。
皮膚の痛みや違和感・かゆみ・水疱がでたなどの時は、できるだけ早く受診しましょう。